POPとIMAPの違いは何ですか?
POPはポスト オフィス プロトコルの略で、リモート メール サーバーにアクセスするためのシンプルな方法として考案されました。最新バージョンのPOP3が、ほぼ全てのメールクライアントとサーバーでサポートされています。
POPを使う場合、プロバイダのメールサーバーからメールをダウンロードした後、サーバーからそのメールを削除するようマークします。つまり、このメールのメッセージは、ダウンロード先のコンピュータとメールクライアントでしか読むことができなくなります。すでにダウンロードしたメールに、他の端末や他のメールクライアントから、またはWebメール経由でアクセスすることはできません。
POP はフォルダを同期しないため、送信したメールはメッセージを送信したメールクライアントでのみ確認できます。サーバーや、メールボックスに接続されているその他のメールクライアントにメールは表示されません。
IMAPはインターネット メッセージ アクセス プロトコルの略で、POPの制約を克服するために考案されました。
IMAPを使うと、メールが削除されるまで何度でも、あらゆるクライアントや端末からのメール確認が可能です。また、Webメールへのサインインを通じてもいつでも可能です。プロバイダのサーバーにアクセスする方法にかかわらず、常に同じメールが表示されます。
ただし、IMAPではメールをローカルではなくプロバイダのサーバーに保存するため、メールの空き容量が不足してしまう可能性があります。
詳細
- ワークスペースのIMAPセットアップ
- ワークスペースのPOPセットアップ
- 推奨はしませんが、必要な場合には、Microsoft 365 ExchangeメールをIMAPまたはPOPでセットアップすることもできます。