ドメインの期限が切れるとどうなりますか?
ドメイン登録の期限が切れた場合、期限が切れたタイミングによって更新の選択肢が異なります。2013年8月31日、ICANNはExpired Registration Recovery Policy(ERRP)を採用しました。これによりレジストラは、有効期限に関するお知らせ、手数料、および買い戻しの手順に関する重要な情報を、登録者や見込み客に対して開示する必要があります。現在すべての必要な情報や開示情報は、弊社のWebサイトのさまざまな場所に存在しています。そこで、登録者の方へのサポートの一環として、新しいポリシーで必要とされているすべての情報へのリンクをこの記事にまとめました。
それぞれのドメイン名拡張子とその登録ルールは、ドメインが期限切れになった場合の更新手続きに影響を与えることがあります。ccTLDなどの一部のドメインでは、更新に独自の条件が設定されている場合があります。
弊社では、ドメインの失効日の30日前および30日後に、ドメインの期限切れについてお知らせする複数のメールをお客様に送信します。
期限切れの流れ
ドメイン失効後の経過日 | 弊社の対応 | お客様の選択肢 |
---|---|---|
失効日 | 最初のドメイン更新を試みます。 | アカウント内から基本更新価格で手動更新することが可能です。 |
5日目 | 2度目のドメイン更新を試みます。更新できなかった場合、ドメインパーキングに移行します。すなわち、DNSが遮断され、メールやWebサイトの機能が停止します。 | アカウント内から基本更新価格で手動更新することが可能です。 |
12日目 | 3度目のドメイン更新を試みます。 | アカウント内から基本更新価格で手動更新することが可能です。 |
19日目 | ドメインが停止し、アカウント内で非アクティブになります。 | アカウントから、相応の 復旧費 により手動更新することができます。 |
26日目 | ドメインが期限切れドメインオークションに出品されます。 | 適用される 買い戻し手数料 を支払うことで手動回復できます。または、オークションで入札も可能です。 |
30日目 | ドメインに有効な入札が無かった場合、期限切れステータスとなってアカウントに残り続けます。 | 適用される 買い戻し手数料 を支払うことで手動回復できます。または、オークションで入札も可能です。 |
36日目 | ドメイン名オークションでバックオーダーがなく、入札者もいなかった場合、ドメイン名を最終見切り品オークションに出品します。 | 適用される 買い戻し手数料 を支払うことで手動回復できます。または、オークションで入札も可能です。 |
41日目 | すべてのオークションが終了します。 | ドメインに入札することはできなくなります。 |
42日目 | オークション中に有効な入札やバックオーダーが無かった場合、ドメインはお客様のアカウントから削除され、レジストリへ戻されます。 | この状態になると、入札したり、ドメイン名を更新したりすることはできません。レジストリからリリースされた後、このドメインを登録することは可能です。レジストリからドメインがリリースされる時期については定かではありません。 |
ccTLDなどの一部のドメインでは、更新に独自の条件が設定されている場合があります。
関連ステップ
- ドメイン登録期間が中断しないよう、自動更新を有効にしてください。
その他の情報
- ICANNのポリシーの詳細については、 Registrant Rights & Responsibilities Under the 2009 RAAをご確認ください。
- ICANN Registrant Benefits & Responsibilities(2013)は、ICANNによる公開時に決定します。