MXレコードとは何ですか？
メールサーバーはインターネット上でメールメッセージを送受信します。 MX（Mail Exchanger）レコードは、ドメイン名に送信されたメールメッセージを受信する受信メールサーバーを指定し、優先順位を付けます。 MXレコードを変更する必要はほとんどありません。弊社のネットワークなど、あるネットワークでWebサイトをホストしているのに、別のネットワークでメールをホストしている場合は、更新する必要があります。
通常、ドメイン名には複数のMXレコードが割り当てられており、これにより、サービス停止中にメールメッセージが失われるのを防ぐことができます。各MXレコードには優先度、つまりドメイン名の受信メールサーバーがメールメッセージを受信する順番を指定する番号が付いています。最も小さい番号のMXレコードが、送信メールサーバーがメールメッセージの配信を試みる最初の、つまりプライマリメールサーバーです。
たとえば、MX0には「mail.coolexample.com」という値が割り当てられます。これにより、ドメイン宛てのすべてのメールメッセージが、ドメインのメールサーバーに送られ、そこでピックアップすることができます。 MX10、MX20などの複数のMXレコードが割り当てられている場合があります。MX30にはメールサーバーが割り当てられている場合もあります。これは、デフォルトのメールサーバーがダウンした場合に使用できるフェイルセーフ対策です。デフォルトのサーバーがオンラインに戻るまで、代替メールサーバーはメールメッセージを保存します。これにより、メインメールサーバーのダウンタイム中にメールメッセージが失われるのを防ぐことができます。これをMX優先度と呼びます。最も小さい番号のMXレコードが、最初に配信を試みたレコードです。
