Memcachedを使用するようにWebサイトを設定する
デーモンをインストールしてPHPライブラリをインストールしたら、PHPアプリケーションにMemcachedを使用するように指示する必要があります。そうしないと、Memcachedはサーバーリソースを使用するだけで何のメリットもありません。
注:以下に示す変更を行う前に、サイトのバックアップを作成することを強くお勧めします。
WordPress
任意の数のWordPressキャッシュプラグインを利用してMemcachedを使用できます(このリストはすべてではありません)。
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W3 Total Cacheプラグイン
設定するには、パフォーマンス→一般設定ページにアクセスしてください。 「有効化」ボックスがチェックされており、Memcachedが以下のタイプのキャッシュのキャッシュ方法として選択されていることを確認してください:
- ページキャッシュ
- データベースキャッシュ
- オブジェクトキャッシュ
- フラグメントキャッシュ
- Batcacheプラグイン
- Cachifyプラグイン
- Memcached-Redux
Joomla
Joomlaは追加の拡張子なしでMemcachedをサポートしています。
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これを有効にするには、サイトのconfiguration.phpファイルを開き、次の行を探します。
public $ caching = '0'; public $ cache_handler = 'file';
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それらを変更してMemcachedを有効にします。
public $ caching = '2'; public $ cache_handler = 'memcached'; public $ memcached_server_host = '127.0.0.1'; public $ memcached_server_port = '11211';
- 変更を保存します。
Drupal
DrupalモジュールをインストールすることでDrupalにMemcachedサポートを追加できます。
Memcache APIと統合モジュールマゼント
Webサイト設定ファイルに変更を加えることにより、MagentoにMemcachedサポートが追加されます。
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これを有効にするには、サイトの/app/etc/env.phpファイルを開いて次の行を探します。
'session' = > array( 'save' = > 'files'、)、
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それらを変更してMemcachedを有効にします。
'session' = > array( 'save' = > 'memcached'、 'save_path' = > '127.0.0.1:11211')、
- 変更を保存します。
関連ステップ
- WHMを使用したMemcached PHPライブラリのインストールに戻ります。
- 「Pleskを使用してMemcached PHPライブラリをインストールする」に戻ります。
- Memcachedが機能していることを確認します。
その他の情報
- サーバーのエキスパートがこれらの手順を有料で実行できます。エキスパートサービスの詳細については、エキスパートサービスメニューをご覧ください。