WordPress のデバッグモードを有効化してエラーを表示する
WordPressには、コア、プラグイン、およびテーマのすべてに、PHPエラーの特定を容易にするための固有のデバッグシステムと標準化されたコードがあります。このデバッグモードを有効にすることで、すべてのPHPエラーと警告が表示されるようになり、サイトの問題点を見つけることができます。
必須:この手順を完了するには以下が必要です。
- サイトファイルにアクセスするためのFTPクライアント。サードパーティのFTPクライアントは数多く提供されていますが、中でもFilezilla FTPクライアントをお勧めします。
- ファイルに必要な変更を加えるためのテキストエディタ。サードパーティのテキストエディタは数多く提供されていますが、中でもNotepad++をお勧めします。Microsoft Wordのような、文書処理アプリケーションでは編集しないでください。
- FTP クライアントに接続するか、ファイルマネージャを使用して、Web サイトの wp-config.php を編集します。
WP_DEBUG
をfalseからtrueに変更します:define( 'WP_DEBUG', false );
デバッグを有効にして:define( 'WP_DEBUG', true );
- 次の行に以下を入力します:
define( 'WP_DEBUG_LOG', true );
- 変更を終えたら、ファイルを保存します。FileZillaを使用している場合は、ファイルを置き換えるためにFileZillaに表示される上書きの警告を承認してください。
- インターネットブラウザ経由でサイトに移動します。これによってデバッグログがエラーを保存できます。
- 同じエディタを使って、ステップ5で作成したファイル、
/wp-content/debug.log
ファイルを開きます。 - デバッグログの内容を確認して、問題の原因となっている可能性のあるプラグイン、テーマ、または構成オプションを特定します。
警告:トラブルシューティングが終わったら、必ずデバッグモードを無効にしてください。デバッグモードを有効のままにしておくと、サイトにセキュリティ上の問題が発生する可能性があります。