WordPress プラグインのエラーを修正する
以下の手順に従って、WordPress プラグインのエラーを修正してください。
トラブルシューティングができるように WordPress サイトを準備する
- 問題に対処したり変更を加えたりする前には、必ずサイトのバックアップをとっておきましょう。
- すべての WordPress プラグインを無効化します。特にキャッシュプラグインを忘れないようにしてください。
- サイトで使用している場合は、WP_CACHE を無効化します。
WordPress 関連の PHP エラーを理解する
この前のトラブルシューティングで PHP エラーが判明した場合は、エラーについて理解するために以下の表をご利用ください。
エラーのタイプ | 定義と次の手順 |
---|---|
E_ERROR | これはスクリプトを終了させる致命的なエラーです。通常、クラスや関数などの存在しないオブジェクトを呼び出すことによって発生します。また、バージョンの互換性がないことでよく発生します。WordPress のバージョン、テーマ、プラグインを更新してください。 |
E_WARNING | これはスクリプトの終了を引き起こさない、実行時の警告です。発生する可能性のある問題ですが、PHP の処理を停止させることはありません。廃止予定の警告が含まれている場合が多く、これは、コードが古いバージョンの PHP を使用しており、更新が必要であることを示します。PHP ログの警告は、必ずしも発生している問題に関連しているとは限りません。 |
E_PARSE | これはコンパイル時の解析エラーです。通常、セミコロン「;」、かっこ「()」、左右のブラケット「{}」の欠落や、その他の PHP 構文のエラーを示しています。エラーメッセージで指定されたファイルと行を確認し、潜在的な構文エラーを探してください。 |
E_NOTICE | これはコードのエラーが原因の、実行時の通知です。通常、スクリプトが終了することのない PHP エラーです。コードに問題がある可能性があることを示していますが、スクリプトの正常な機能である可能性もあります。一般的な原因として、未定義の PHP 変数を使用していることが考えられます。PHP ログの通知は、必ずしも発生している問題に関連しているとは限りません。 |
WordPress のコンポーネントを更新する
WordPress のバージョン、テーマまたはプラグインを更新すると、他と競合する可能性があります。そこで、すべての WordPress コンポーネントを更新すると、サイトを正常な状態に戻すことができます。
以下を最新バージョンに更新します。
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- WordPress コア
- テーマ
- プラグイン
- PHP バージョン (
cPanel搭載Linuxホスティング / 管理 WordPress / Plesk 搭載 Windows ホスティング )
関連ステップ
- 上記のトラブルシューティングを行っても問題が解決しない場合は、プラグインをアンインストールしてから再インストールする必要があるかもしれません。
詳細
- このトラブルシューティングの手順を試す前に、プラグインの問題を診断する必要があるかもしれません。
- プラグインエラーの修正にサポートが必要な場合は、WordPress プレミアム サポート チームにお任せください。