SSL証明書をExchange Server 2010に手動でインストールする

証明書要求が承認されると、SSLマネージャから証明書をダウンロードしてMicrosoft Exchange Server 2010にインストールすることができます。

証明書ファイルをサーバーにコピーする

証明書とキーファイルが保存されているサーバー上のディレクトリを探し、中間証明書（gd_iis_intermediates.p7bまたは類似の名前）とプライマリ証明書（ランダムな名前の.crtファイル）をそのフォルダにアップロードします。

Microsoft管理コンソール（MMC）に証明書スナップインを追加する

「スタートメニュー」をクリックし、次に「実行」をクリックします。
プロンプトが表示されたら、「mmc」と入力して「OK」をクリックします。
「ファイル」をクリックし、次に「スナップインの追加と削除」をクリックします。
新しいウィンドウで「追加」ボタンをクリックします。
新しいウィンドウで「証明書」を選択して「追加」をクリックします。
スナップインのコンピュータアカウントを選択して「次へ」をクリックします。
「ローカルコンピュータ」をクリックして「終了」をクリックします。
「スタンドアロンスナップインを追加」ウィンドウで「閉じる」をクリックします。
「スナップインの追加/削除」ウィンドウで「 OK 」をクリックします。

中間SSL証明書をインポートする

MCCコンソールで、「▸」をクリックして「証明書（ローカルコンピュータ）」を展開します。
「中間証明機関」フォルダを右クリックし、カーソルを「すべてのタスク」にポイントして「インポート」をクリックします。
新しいウィンドウで「次へ」ボタンをクリックします。
「参照」をクリックし、以前にアップロードした中間証明書ファイルを見つけて「開く」をクリックします。
「次へ」をクリックし、証明書情報が適切であることを確認して「終了」をクリックします。
「インポートに成功しました」という通知を閉じます。

Exchange管理コンソールでSSLをインストールする

「スタートメニュー」をクリックし、次に「プログラム」をクリックします。
「Microsoft Exchange 2010」フォルダをクリックして展開し、「Exchange管理コンソール」をクリックします。
左側のナビゲーションパネルで、「Microsoft Exchange On-Premises」をクリックします。
メインパネルで、「組織の概要」セクションを探し、「データベースの管理」をクリックします。
左側のナビゲーションパネルで、「Microsoft Exchange On-Premises」をクリックして展開し、「サーバー設定」をクリックします。
メインパネルで、「Exchange証明書」セクションを探し、自分の証明書をクリックして選択します。
右側の「アクション」パネルで、自分の証明書のセクションを探し、「保留中の要求を完了する」をクリックします。
新しいウィンドウで、「参照」をクリックし、以前にアップロード済みのプライマリ証明書ファイルを見つけて「開く」をクリックします。
「完了」をクリックします。

注意：「ソースデータが破損しているか、適切にBase64エンコードされていません」というエラーが表示されたら、キーボードのF5ボタンを押してコンソールを更新してください。メインパネルの証明書の「自己署名」欄の下に「偽」と表示されていることを確認してください。「真」と表示されている場合は、新しい証明書署名要求（CSR）を作成して証明書のキーを更新するほうがよいでしょう。

「終了」をクリックします。

SSL証明書を有効にする

メインパネルで、「Exchange証明書」セクションを探し、自分の証明書をクリックして選択します。
右側の「アクション」パネルで、自分の証明書のセクションを探し、「証明書にサービスを割り当てる」をクリックします。
新しいウィンドウで自分のサーバーを選択して「次へ」をクリックします。
証明書を有効化したいサービスを選択します（例：SMTP、IMAP、POP、IIS）。
「次へ」をクリックしてから「割り当てる」をクリックします。
「終了」をクリックします。

次のステップ

証明書チェッカーを使って、SSLがインストールされたことを確認する。

その他の情報

SSL証明書の更新。

SSL証明書 ヘルプ